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散歩に行きたくない!犬が喜んで散歩に行くようになるには?

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犬にとって一番の楽しみ、それは散歩ではないでしょうか。

「散歩」という言葉を覚えた犬は、その言葉だけで興奮し、玄関まで走ったり、

リードやハーネスを自分でくわえて飼い主のところへ持って行ったりする犬もいます。

 

そんな散歩ですが、実はちょっとしたことで散歩が嫌いになってしまうこともあり

途中で歩かなくなって地面に座り込んだり、外に出ることすら拒否する犬もいるのです。

 

なぜ散歩に行きたがらないのでしょうか?

今回は、散歩に行きたがらない原因や、その改善方法などを紹介します。

 

散歩に行きたがらない原因は様々!いつ頃から拒否するようになったのか?

犬が散歩を拒否する原因は、様々です。

今までは嫌がる事のなかった散歩を、なにかが原因で急に拒否しだす犬もいます。

 

もし、散歩を拒否しだした時期が、子犬の場合、

人間の子供と同じで「外の世界に慣れていない」ということが、散歩を嫌がる原因です。

 

人間の子供は、大変したが無いことや、初めて目にするものに怖がりますよね?

子犬も人間の子供と同じで、車の音や、外で遊んでいる子供たちの遊び声などに慣れておらず、怖がってしまうのです。

 

子犬をはじめて散歩に連れて行くとき、車や人通りのある一般的な路上をいきなり歩かせたりしませんでしたか?

産まれて初めて外に出る子犬が、いきなりそのような場所を散歩してはいけません。

「外の世界は怖いんだ」と判断し、散歩を拒否するようになってしまいます。

 

子犬を初めて散歩に連れていく場合は、いきなり歩かせるのではなく、

まずは抱っこした状態で短時間、家のまわりなどを一周しましょう。

車や、人とすれ違う練習をします。外の物音や環境にまずは慣れてもらうためです。

飼い主に抱っこされた状態なら犬は安心していますから、急にビックリすることはないでしょう。

外が怖くない事だと犬に理解してもらったら、次はだだっ広い公園などに連れていきましょう。

公園まで歩くと子犬にはハードルが高すぎるので、車やキャリーケースを利用して公園まで行きましょう。

 

だだっ広く、周りに何もない公園なら、犬がその場所を怖いと思う事はまずありません。

お気に入りのおもちゃなどでしばらく公園で遊ぶことを何度か繰り替えし、外に慣れてから

路上などを短時間だけ歩いてみたり、路上にも慣れたら、本格的に色々な場所を長時間歩くという散歩に切り替えてみてください。

 

子犬は初めての事にとても敏感で、1つ1つの行動すべてが学習となります。

本来楽しいはずの散歩が、一番最初のやり方次第で「恐怖だ」と学習してしまうこともありますので

子犬の散歩デビューは以上のやり方で試してみてください。

 

いきなり散歩を拒否するようになった

以前は散歩が好きだったという犬も、何かをきっかけで散歩が嫌い・恐怖になってしまう事もあります。

 

いきなり散歩を拒否するようになった犬には、必ず何か原因があります。

飼い主である私たちは、その原因に気付き、改善してあげなければなりません。

 

散歩をしてあげないと、犬は運動不足や欲求不満を解消できず、

いたずらや問題行動を起こしてしまう可能性があります。

 

散歩を拒否するようになったらそのままにぜず、考えられる原因を考えましょう。

 

■散歩中に怖い出来事があった

散歩中に犬にとってとても怖い思いをしたりだとか、

いやな経験をするなどして散歩がトラウマになってしまった可能性があります。

車と衝突してしまいそうになった、自分よりも大きな犬に吠えられた、大人数の子供に囲まれた、など理由は様々です。

外で嫌な思いをした犬は、外へ行くことを嫌がります。

そうなった時は、散歩の時間をいつもより短くしたり、他の犬や、車、

人通りが少ない場所へ連れて行って、ご褒美を与えながら散歩してみるなど、アレンジしてみてください。

 

■リードや首輪、服が痛い・苦しい

普段使ってる首輪、リードなどが成長と共に苦しくなることがあります。

苦しいまま歩くというのは嫌がって当たり前です。

首輪や服を新しい物に変えてみたり、ハーネスに変えてみるのも良いです。

ハーネスは首回りの締め付けが無いので個人的にはおすすめです。

 

■体調が悪い

散歩に行く以前に、犬がぐったりしていることや、元気がない場合は体調が悪いと見受けられます。

散歩に行きたくないだけだ、と決めつけずに犬の表情などを気にしてみてください。具合が悪かったら、

当然散歩など行きたくはありません。その場合は念のため、動物病院へ連れて行ってあげましょう。

 

■シニア犬になり体力が無い

人間も歳を取れば若いころのような体力は無くなってしまいますよね。

それは犬も同じです。

歳をとってしまい、散歩に行く体力がないために散歩に行きたがらない犬もいます。

シニア犬でも適度な運動が必要です。どの程度の運動が必要なのか、かかりつけ医に相談しても良いと思います。

個人差はありますが、今まで散歩という言葉に反応して喜んでいたのに

歳をとって散歩自体に反応しない場合は、認知症のサインかもしれません。

 

以前までは喜んでいた散歩を、急に拒否するようになるには絶対的な理由があるはずです。

散歩は犬にとって嬉しくて、楽しいことです。運動やストレス発散となり犬にも良いです。

自分の愛犬がどうして散歩を嫌がるようになったのか考え、それに合った対応をしてあげましょう。

 

散歩中に歩かなくなる理由

散歩の途中で急に歩かなくなる経験はありますか?

その理由として、

・散歩ルートに怖い経験をしたことがある

・飼い主にかまってもらいたい

などがあります。

 

散歩中に立ち止まるなら、まずは散歩ルートを変えてみてください。

散歩ルートを変える事で犬も新鮮な気持ちになり、立ち止まる事は改善されると思います。

 

散歩中に立ち止まるもうひとつの理由としては、飼い主にかまってもらいたいからです。

以前に犬が立ち止まった時に1度でも抱っこをして歩いたことはありませんか?

「立ち止まれば飼い主が抱っこしてくれる!」

「かまってもらえる!」

と学習してしまったからです。

そのような場合は、立ち止まっても決して抱っこしたり、かまっては行けません。

無視して歩き続けましょう。

 

また、散歩中におやつをあげる事をプラスしてみてください。

犬はご褒美があると何事にもやる気を持ちますので、是非試してみてください。

 

犬を喜ばせる散歩をさせよう!飼い主の気遣いが必要!

犬には毎日散歩が必要です。

毎日散歩に行くからこそ、おやつを与えたり、お気に入りのおもちゃを持って公園に行くなど

日々アレンジして犬を喜ばせてあげてください。

散歩=楽しい! と思うのが本来普通のことです。

何かがきっかけで楽しいはずの散歩が怖くなってしまったりトラウマになってしまうのは問題です。

 

どうして散歩に行きたがらないのか、どうして散歩中に歩かなくなってしまったのか、

気付いて解決してあげるのは飼い主だけです。

犬にとっても飼い主にとっても楽しい散歩を心がけましょう。

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