食事

犬にとってもモロヘイヤは栄養満点!注意点に気をつけて活用しよう

投稿日:

多くの方が、ネバネバの食材が体によいことはご存知だと思います。

そのネバネバ食品の代表格といえるのは納豆でしょうか。

しかし、ネバネバ食材は意外とたくさんあるもので、

モロヘイヤ・ツルムラサキ・オクラ・なめこなど、様々なものがあります。

今回はこの中から特に、モロヘイヤについて

その栄養成分と働き、そして犬の体にどのようによいのかなど、

注意点も交えて解説していきたいと思います。

またモロヘイヤを使った犬ごはんのレシピもご紹介します。

 

モロヘイヤに含まれる栄養成分とその効果は

「モロヘイヤ」何だか変わった名前ですね。

実はこれ、アラビア語で「王様の野菜」という意味なのだそうです。

 

あまり使ったことがないという方が多いようですが、

モロヘイヤには、犬の体によいとされる栄養成分が多く含まれています。

まず、ビタミン類が非常に豊富です。

ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK

ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビオチン・パントテン酸などが含まれています。

 

また、ミネラルも非常に豊富です。

βカロテン・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄

亜鉛・銅・マンガン・ヨウ素・セレン・クロムモリブデンなどが含まれています。

その含有量も青菜の中ではトップクラスです。

主な栄養成分の働きをご紹介します。

 

・ビタミンC

水溶性のビタミンで、犬の体に欠かせないものです。

強い抗酸化作用があり、細胞の酸化を防ぎ、老化を遅らせる効果が期待できます。

水溶性のビタミンなので、取り過ぎても必要な量以外は尿と一緒に排出されるので

過剰摂取による健康被害の心配はありません。

 

・ビタミンB2

犬の健康に欠かせない栄養成分です。食品から吸収したタンパク質を、

エネルギーに変換する時に必要になります。

皮膚や粘膜を丈夫にし、ウイルスから体を守る働きもします。

爪、被毛の健康にも役立つ栄養成分です。

 

・ビタミンE

ビタミンEは毛細血管を広げ、血流を促す働きをします。

新陳代謝がよくなることで、血管の病気の予防にもなります。

 

・葉酸

水溶性のビタミンです。特に妊娠中や授乳中の母犬に必要な栄養成分です。

妊娠中にこの葉酸が不足すると、胎児に先天性異常などのリスクが高くなることがわかっています。

 

・βカロテン

モロヘイヤに含まれるβカロテンは、抗酸化作用が非常に強く、

活性酸素から体を守る働きをしてくれます。βカロテンは体内でビタミンAに変わり、

それ以外は必要な分だけ体内に蓄えられます。余ったβカロテンは尿と一緒に排出されるので、

過剰摂取による健康被害の心配はありません。

 

・カルシウム

緑黄色野菜の中で、最もカルシウムが多く含まれるのはモロヘイヤです。

歯や骨を作るのに欠かせない栄養成分です。

また、筋肉を動かす時にもカルシウムが使われます。

 

モロヘイヤのネバネバの成分は何?

モロヘイヤのネバネバはどんな成分なのでしょうか。

実はあのネバネバ、ムチンという糖類とタンパク質からなる粘性物質なのです。

粘膜の保護に効果があり、免疫力を上げて病気から体を守る働きがあります。

また、疲労回復などの効果も期待できます。ムチンは熱に弱いものなので、

調理をする時は加熱し過ぎないよう気を付けましょう。

 

他にも、モロヘイヤと同じようにネバネバした野菜に、ツルムラサキがあります。

見た目は少しほうれん草に似ていますが、もう少し茎が太く、葉が肉厚なのが特徴です。

栄養成分はモロヘイヤと非常によく似ていて、栄養価も非常に高いものです。

ツルムラサキのネバネバもムチンによるものです。もちろん、ツルムラサキも犬に与えてよい食材です。

 

オクラに含まれるネバネバ成分もこのムチンによるものです。

また、オクラは生でも犬に与えることができます。

オクラの種も食べることができるので、細かく刻んでそのままドッグフードにのせてもよいでしょう。

 

犬にモロヘイヤを与える時の2つの注意点は

<注意点1>

モロヘイヤはアクの強い野菜です。そのアクの正体はシュウ酸という成分ですが、

そのシュウ酸は結石を引き起こす原因にもなります。結石になりやすい体質の犬もいるようですが、

今までに結石ができたことがある場合は、シュウ酸にも、特に注意が必要です。

シュウ酸は体内でカルシウムと結合して、シュウ酸カルシウムという成分に変わります。

このシュウ酸カルシウムが少しずつ固まり、結晶化したものが結石の原因となるのです。

 

カルシウムは健康な骨や歯を作る上で欠かせないものです。しかし、シュウ酸が体に取り込まれると、

結合しやすい性質を持つことから、シュウ酸はできる限り、

体内に取り入れないように気を付けたい成分なのです。

シュウ酸の摂取量を減らすことで、カルシウムを骨などの形成に有効に使えることになります。

犬に与える場合は、そのシュウ酸を取り除くために、必ずアク抜きをしてから調理して下さい。

アク抜きは熱湯でさっと茹でる程度で十分です。

 

<注意点2>

ご自分でモロヘイヤを栽培されている場合は、

モロヘイヤの種子や枝の部分は絶対に与えてはいけません。

「ストロファンチジン」という毒性のある成分が含まれています。

これは、犬に中毒症状を引き起こす可能性があるものです。

芽が出たばかりの若葉にもそれが含まれている可能性があります。

 

中毒症状には嘔吐や下痢、ふらつきなどがあります。自己判断は危険です。

いつもと様子が違う時は、早急に動物病院で診てもらいましょう。

 

モロヘイヤを使った簡単犬ごはんのレシピ!

【モロヘイヤとささみのスープ】

・材料 (小型犬2食分)

モロヘイヤの葉 1枚

ささみ     30g

にんじん    少々

水       40cc

 

・作り方

①モロヘイヤを軽く茹でてアクを抜きます。

②にんじんはみじん切りにしておきます。

③ささみも細かく切っておきます。

④鍋に水40ccとささみ、にんじんを入れて

 にんじんが柔らかくなるまで茹でます。

 そのままあら熱を取ります。

⑤アク抜きしたモロヘイヤを細かく切って、

 あら熱がとれたスープに入れたら完成です。

 食欲のおちる夏場は冷製スープにしてあげましょう。

 

【モロヘイヤとゴーヤの和え物】

・材料 (小型犬2食分)

モロヘイヤの葉  1枚

ゴーヤ    半分に切ったものを1センチ

 

・作り方

①アク抜きしたモロヘイヤを細かく切っておきます。

②ゴーヤは種の部分をきれいに取り除いて、みじん切りにします。

③熱湯にみじん切りにしたゴーヤを入れて、1分ほど茹でます。

④ゴーヤの水気をキッチンペーパーでふき取り、

 モロヘイヤと和えたら完成です。

 

ドッグフードの上にのせてあげて下さいね。

 

どの食材にもいえることですが、アレルギーを起こす可能性があるため、

初めて与える時は、一度にたくさん与えてはいけません。まずは少量から与えるようにして下さい。

 

犬の体にとてもよい栄養成分が多く含まれる、モロヘイヤについてご紹介しました。

愛犬の健康のために、主食のドッグフードにプラスして、

上手に活用してみてはいかがでしょうか。参考にして下さい。

 

-食事

Copyright© オールインわん , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.