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犬にまぐろを与える時の注意点は?まぐろに含まれる栄養分も知りたい

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食卓にもよく並ぶまぐろのお刺身。日本人は子供から大人まで、まぐろを好んで食べる方が多く

お寿司屋さんでも人気のネタの1つです。そのまぐろは犬にも与えることができます。

まぐろの栄養成分にはどんなものが含まれているのでしょうか。

犬にまぐろを与える時に少し注意したい点なども交えて、詳しくご紹介していきます。

 

まぐろの身が赤いのはどうして?

まぐろの身が赤いのはなぜなのかご存知でしょうか。まぐろは常に泳ぎ続けています。

そして泳ぎ続けるために、体の隅々まで多くの酸素を運ぶ必要があります。

それに必要な筋肉の中に、酸素を蓄える働きをするミオグロビンという物質が多く含まれています。

このミオグロビンが赤い色をしているため、まぐろの身は赤いのです。

 

まぐろに含まれる栄養成分は?

まぐろにはタンパク質・DHA・EPA・タウリン・鉄分

カリウム・亜鉛・ビタミンE・セレンなどの栄養成分が含まれています。

 

・まぐろの赤身

まぐろの赤身の部分には良質のタンパク質が多く含まれています。

タンパク質は体の成長に必要不可欠な栄養素です。

筋肉・内臓・皮膚・血液・爪・被毛・骨などの成長のエネルギー源となります。またセレンも多く含まれます。

セレンは、脂肪の酸化を防ぎ、老化を遅らせる働きがあります。

 

・まぐろの血合い

まぐろの血合いにはタウリンが多く含まれます。タウリンには抗酸化作用があり、

活性酸素の働きを抑える効果があります。活性酸素によって細胞が傷つけられると、

老化を早めてしまったり、発がん性物質を発生させる原因にもなるため、

タウリンの抗酸化作用は犬の健康にとって大切なものとなります。

ちなみに、まぐろには肉の2倍の量のタウリンが含まれています。

 

・トロ

トロといわれる脂身の部分には、

DHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)

ビタミンA・ビタミンD・ビタミンEが多く含まれています。DHAは血液中の悪玉コレステロールを減らし、

善玉コレステロールを増やす働きがあり、脳の神経機能を高め、脳の老化予防にも効果があります。

EPAは血液中の中性脂肪を減らす働きをします。

また、脳血栓や脳梗塞を予防し、高血圧の改善に効果があります。

 

犬にまぐろを与える時に注意したい水銀のこと

栄養の面からいうと、まぐろには良質なたんぱく質や、

不飽和脂肪酸のオメガ3脂肪酸なども含まれ、栄養価の高い食材です。

しかし、まぐろには水銀(メチル水銀)が含まれており、

健康への影響が心配です。水銀は小さな魚よりも大きな魚に多く含まれます。

食物連鎖の上位にいるまぐろは捕食量が多く、下位の魚より寿命が長いため、

エサとなる小さな魚に含まれる水銀が蓄積していくことで、水銀を体に取り込む量が多くなってしまうのです。

 

犬がこの水銀を含む食べ物を摂取し過ぎると、様々な弊害を引き起こす可能性があります。

犬の体内に入った水銀の影響を大きく受けるのが、脳や神経組織です。

 

人の場合でもまぐろに含まれる水銀の影響を考え、1回の摂取量80gとして、

週に1回~2回にするのが望ましいとされています。

体の小さな犬はその摂取量をさらに少なくしなければなりません。

このことからも、犬にまぐろを与える場合は、たまに、少量を与える程度にする必要があります。

ちなみに、水銀の含有量が少ない魚は、イワシ・サンマ・サバ・アユ・サワラ・ウナギなどです。

 

犬に生のまぐろを与える時に注意したい中毒やアレルギーについて

【ヒスタミン食中毒】

この中毒は、生のまぐろ自体に問題があるわけではありません。

もともとまぐろにはヒスチジンという物質が多く含まれています。

このヒスチジンがアレルギー反応を引き起こすものではありませんが、

これに細菌が持つ脱炭酸酵素が作用することによって、

ヒスタミンという物質が生成されます。ヒスタミン食中毒とは、まぐろの中に生成されたヒスタミンが、

原因で引き起こされる食中毒なのです。気温の上昇に比例して起こりやすくなる特徴もあります。

 

このヒスタミンは熱に強く、1度生成されてしまうと加熱処理をしても分解しにくなり、

煮ても焼いても分解されません。細菌の増殖を防ぐためには、

常温で放置することがないように気を付ける必要があります。

ヒスタミンを生成させないために、なるべく早く冷蔵庫に入れて下さい。

まぐろを購入する時は、鮮度の高いものを選ぶように心掛けましょう。

また、冷蔵庫で保管していたとしても長く保存した場合などは、ヒスタミンが発生していることもあるので注意が必要です。

 

ヒスタミン食中毒を引き起こすと次のような症状が現われます。

・下痢

・嘔吐

・痒みで体を掻きむしる

などです。

摂取後2~3時間後に症状が現われることが多いようです。

 

アレルギー症状が出た場合は、早急に動物病院で診てもらいましょう。抗ヒスタミン剤が処方されることが多ようですが、

食べた量によって、吐かせるなどの処置を行うこともあります。まぐろに限らず、犬に初めて与える食材は、

アレルギーの心配があるので少量から与える必要があります。

 

【ビタミンB1欠乏症】

まぐろに含まれるチアミナーゼという酵素が、犬の体の中にあるビタミンB1を分解してしまい、

ビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性があります。ビタミンB1欠乏症の症状は、

歩行障害や視力障害など神経系の障害を引き起こし、

疲労感や痙攣などの症状が現われることもあります。重症になると命に関わることもあるので注意が必要です。

 

ビタミンB1は水溶性のビタミンなので、多く摂取しても余分なものは尿と一緒に排出されます。

過剰摂取になる心配はありませんので、日頃から積極的に摂っておきたい栄養成分です。

体内にビタミンB1の蓄えがしっかりあれば、ビタミンB1欠乏症の予防にもつながります。

 

まぐろを使った簡単犬ごはんのレシピ

 

【まぐろと野菜のミネストローネ】

・材料(小型犬2回分)

まぐろの刺身 1切れ

キャベツ    葉1/4枚

にんじん    少々

ミニトマト    3個

水        50CC

・作り方

①まぐろは5ミリ角に細かく切ります。

②キャベツ、にんじんはみじん切りにしておきます。

③ミニトマトは半分に切ります。

④鍋に水を入れ材料も全部入れます。

⑤キャベツやにんじんが柔らかくなるまで茹でます。

⑥にんじんが指で簡単に潰れるくらいの柔らかさになったら完成です。

 

いつも食べているドッグフードにかけてあげて下さい。

温かいスープをかけることで、ドッグフードも柔らかくなるので、

犬の食欲が落ちている場合でも消化吸収がよいのでおすすめです。

 

まぐろは、水銀のことなどを考慮した上で、時々適量を与えれば、

犬にとって栄養価の高い食べ物にもなります。与えすぎには注意して上手く活用しましょう。

まぐろについてご紹介しました。参考にして下さい。

 

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