疲れている時、甘いものを食べたくなりますよね?
甘いものといえば、ケーキやチョコレート、和菓子などいろいろありますが、
その中でも私はあんこが大好きなんです!
私たち人間が食べているものにとても興味津々なのが犬です。
おねだりされるとついついあげてしまいたくなりますよね!
でもあんこって美味しいけど凄く甘い。
犬にとってあんこや小豆は食べてもいいのでしょうか。
今回はあんこや小豆についてまとめたのでぜひ参考にしてくださいね。
犬ってあんこを食べてもいいの?
犬も甘いものが大好きです。ちょっと目を離したすきに、
食べようと思っていたお菓子を犬に食べられちゃった、という経験を持つ方も
いるのではないでしょうか?
そんな時、「あんこって犬が食べてもいいんだっけ?」と疑問に思う方もいると思います。
結論から言うと、犬があんこを食べても問題はありません。
あんこには中毒を起こすような原材料は使われていないので、
少量であれば犬が食べても身体に害はありません。
しかしあんこは糖分が多く、与えすぎてしまうと肥満や糖尿病を引き起こしますので
量には十分気をつけましょう。
小豆の成分
あんこの材料といえば「小豆」ですよね。
実は小豆は犬にとっても栄養満点な食材と言われています。
食物繊維が豊富でビタミンB1、B2も含まれています。
そのうえ利尿作用も高く、むくみにも効果があるとされているサポニンや
活性酸素を体内から排除するポリフェノールの成分も含まれています。
その他にも鉄、カリウム、亜鉛と、小豆には栄養がたくさん詰まっています。
愛犬にご飯を手作りするときに小豆を使ってもよいでしょう。
特に、肥満を気にしている犬にはおすすめです。
小豆に含まれているサポニンが、脂肪吸収を抑える働きをしてくれます。
しかし、小豆をあんこにしてから与える場合は、
砂糖を少量にするか、入れないほうがいいでしょう。
また、小豆の皮は硬くて消化がしづらいので消化機能が低下しているときには
与えないようにしましょう。下痢をしてしまったり、腸の炎症を引き起こす可能性があります。
小豆のメリットとは
犬に小豆を与えるとどのようなメリットがあるのでしょうか。
ガンや老化を防ぐ
小豆には、アントシアニンというポリフェノールの他に、
ビタミンB群や鉄分などが含まれています。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑制してくれます。
活性酸素が必要以上に働くと細胞を傷つけてしまいます。
細胞が傷つくと老化やガンなどの原因につながりますが、
ポリフェノールなどの抗酸化作用のある成分を摂取することでガンや老化の予防が期待できます。
アントシアニンは私たち人間には目に良いと言われています。
貧血の予防
小豆には鉄分も豊富です。
血液を作り出すときに鉄分は不可欠なので、小豆を摂取することで貧血予防になります。
疲労回復効果
小豆に含まれているビタミンB1は、エネルギーの代謝に欠かせません。
疲れているとき、エネルギーが不足しているときに小豆を食べることで、
エネルギーを作り出すことができるので、疲労回復に効果的です。
注意点
生の小豆は与えない
あずきには食物繊維が豊富に含まれています。
しかし、犬は食物繊維の消化が得意ではありません。
ですので、加熱してから与えるようにしましょう。生の固い小豆を食べてしまうと、
消化できずに下痢になってしまう恐れがありますので、
くれぐれも生で与えないようにしてください。
加熱する際は、指で潰せる程度までやわらかく煮込みましょう。
消化が気になる場合は、ペースト状にすり潰すのもおすすめです。
人間が食べるあんこは注意
私たちがいつも食べている、お饅頭やどら焼きなどの和菓子に使われているあんこには、
大量の砂糖が入っています。
犬があんこを食べて身体に異常をきたすケースはほぼ無いですが、
毎日与えていると肥満に繋がります。
また、一度甘みを覚えてしまうと、収拾がつかなくなる犬もいるので、
甘すぎるあんこを与えるのはやめましょう。
アレルギーに注意!
小豆だけではなく、食物アレルギーがある犬も珍しくありません。
愛犬に初めて小豆をあげる時は少しづつ、様子を見ながらにしましょう。
もし、下痢や嘔吐、痒みなどが出てきた場合は直ぐに病院にいきましょう。
必ず冷ます
基本的なことですが、犬がやけどをしてしまわないように、
与える前は熱くないかを確認してからにしましょう。
人肌程度の温度になるまで冷ましてからあげてください。
健康状態を考えて与える
あんこを食べさせていいのは健康状態が良好な犬に限ります。
何らかの疾患がある場合は与える前に獣医師に相談してからにしましょう。
また、アレルギー体質の犬や病気の治療中の場合は与えるのをやめましょう。
小豆は栄養豊富なので、犬にとってもおすすめの食材でしたね。
食べても問題ありませんが、与え方には気を付けなければなりません。
また、基本的にドッグフードをしっかり食べている場合は、
それ以外の食事を与える必要はありません。普段と違う食べ物を与えたことで、
今まで食べていたドッグフードを食べなくなってしまうこともあるので積極的に
与えるのは控えたほうがよさそうですね。