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やんちゃな犬の育て方!落ち着いた犬にしつけるために必要なこととは

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「ティッシュやごみを出してしまい部屋の中は散らかり放題」

「ソファやベッドは噛まれてボロボロ」

「あちこちでトイレをしたり、外に走り出そうとしたりと言うことをきかずイライラ」

愛情いっぱいに育てたいと我が家に迎え入れた子犬だったのに

思うようにしつけられなくて困っていませんか?

 

好奇心旺盛の子犬は、初めて見るものばかりでじっとしていられません。

目の前にあるものにふれてみたり、噛んでみたりと有り余るエネルギーを使い走り回ります。

 

親犬や兄弟たちとも離れ、そばにいる飼い主さんにかまってほしくてたまりません。

戸惑う飼い主さんの反応も楽しくて仕方ありません。

元気なのはいいけれど、やんちゃな犬には手を焼いてしまいますね。

落ち着いた愛犬と仲良く暮らすためには、子犬の頃からの育て方が大切となります。

 

では、いつ頃からどのようにしつけをすれば落ち着いた犬になるのでしょうか。

今回は、やんちゃな犬の良い面を伸ばしながらも落ち着いた犬に育てるための方法を考えてみたいと思います。

 

やんちゃな犬の特徴と犬種について

活発で動き回っている犬。おとなしくじっとしている犬。

ペットショップで少しみているだけでも、犬それぞれの性格がみえてきます。

特にやんちゃになりやすい犬種といわれているのは・・・

コーギー

パピヨン

マルチーズ

フレンチブルドック

ビーグル

柴犬

ボーダーコリー

ラブラドール・レトリーバー

シベリアンハスキー

ジャックラッセルテリア

などです。

おもに好奇心旺盛で賢い。活発で人懐っこい人という特徴を備えた犬たちです。

なかには、牧羊犬や狩猟犬として大活躍する犬もいます。

やんちゃは悪い特徴ではありません。

やんちゃな犬たちは元気でエネルギーに満ち溢れています。

楽しいことが大好きで、もっと飼い主さんと関わりたいというアピールをしているのかも知れません。

 

しかし、やんちゃなまま大人になると、いたずらが手におえなかったり

好奇心から走りだし事故にあいそうになったり

吠えて他人に迷惑を掛けたりしてしまうこともあるでしょう。

元々は賢く人懐っこい犬たちです。その特徴が良い方向に働くよう導いてあげたいですね。

そのためにも、飼い主さんが犬をコントロール出来る方法を学んでいきましょう。

 

やんちゃな時期とは?犬のしつけを始めるのはいつから

犬の最もやんちゃな時期は、生後半年程度までです。

元々の性格もありますが、遅くとも2才までには落ち着く犬が多いと言われています。

人では24才頃。犬も立派な成犬となっている時期です。

この頃までにしつけが出来ていないと、わがままな犬になってしまいます。

 

初めて出会った2~3ヶ月頃の子犬は、性格が形成される時期にあたります。

人では2~5才頃。自己主張の目立ってくる頃です。

この頃の子犬は親犬や兄弟たちと離され不安を抱えています。同時に、興味が外へ向いていきます。

性格の形成には元々の性格傾向に加え、まわりの環境が大きく影響します。

まずは安心できる環境のもと、愛情をたっぷり与えて信頼関係をきづいていきましょう。

そして遊びのなかに、すこしずつしつけを取り入れていきます。

「待て」「おすわり」を中心に、遊んでいる犬がストレスを感じないよう短時間から始めてください。

もし出来たら、よくほめておやつをあげましょう。

 

3ヶ月頃からお散歩が出来るようになります。お散歩デビューから、本格的にしつけを始めましょう。

 

好奇心を生かした育て方

好奇心旺盛な子犬は遊びが大好き。有り余るエネルギーを発散したくてたまりません。

体を動かし、頭を使い、遊びながらたくさんのことを学びます。

 

愛情をたっぷり与えて信頼関係の出来た飼い主さんのことも大好きです。

飼い主さんにかまってほしくて遊んでほしくてたまりません。

いたずらしたり、吠えてみたりと飼い主さんの興味をひこうとします。

 

犬がいたずらをしているときは、低い声でダメと教えてあげましょう。教えたあとは、かまい過ぎず無視します。

飼い主さんがかまい過ぎると、嬉しくていたずらをやめてくれません。

押さえつけるような怒り方では、犬が不信感を持ってしまうので注意しましょう。

いたずらをやめたらほめておやつをあげたり、思いっきり遊んであげましょう。

 

遊ぶときや餌のときに「待て」と「おすわり」を教えましょう。

ボールを追いかけているとき、餌をもらえるときは興奮状態にあります。その際に落ち着く練習をしましょう。

 

散歩のときには、飼い主さんに寄り添って歩くよう教えます。

リードを短めに持ち、犬が前を歩いたり、進行方向を変えてリードをひっぱたりしたら

立ち止まって方向転換。飼い主さんが主導権を握っていることを教えるリーダーウォークです。

 

楽しいことが大好きな愛犬とうまく付き合っていこう!

やんちゃな犬は、好奇心旺盛で楽しいことが大好きです。

人もそうですが、好きなことを楽んで学ぶと覚えるのも早いですね。

しつけは決して押さえつけることではありません。初めは楽しいことと一緒に教えてあげましょう。

 

また、好奇心旺盛な犬は飼い主さんのことをよくみています。

大好きな飼い主さんの反応をみて、犬は悪いことと良いことを学んでいきます。

そのためには、飼い主さんも余裕を持って楽しめるといいですね。飼い主さんが戸惑うと犬も戸惑ってしまいます。

余裕を持った一貫した態度でしつけを行いましょう。

 

好奇心旺盛な時期は吸収もはやいです。犬の好奇心を良い方向に向けるようルールを教えてあげましょう。

少しずつでもルールを覚えてくれる愛犬はかわいいですよ。

ぜひ、楽しみながらしつけをして愛犬との絆を深めていってください。

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