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犬だってすねる!可愛いだけじゃすまされないすねた犬の対処法とは

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犬ってすねたりするの?と驚くかもしれませんが、犬はすねます。

犬を飼っている方なら、お分かりになると思いますが、犬はけっこう、すねるんです。

もちろん、犬によって、いろいろな個性がありますから、すぐにすねる犬もいれば、

滅多にすねない犬もいますし大げさにすねてみせたりする犬もいれば、我慢強い犬もいて

犬のすねる仕草は千差万別といえるでしょう。

犬は本当にかわいいですから、すねた仕草でさえ可愛いともいえますが

可愛いだけじゃすまされない場合もけっこうあります。

そんなわけで、今回は、犬がすねることについて考えていきたいと思います。

 

辛い思いをしてすねた時には

悲しかったり、辛い目にあった時、犬はすねることがあります。

例えば、ある雌犬の飼い主は、一泊旅行の間に、自分の愛犬を動物病院にあずけ、かつ、

避妊手術をさせました。雌犬は、自分が手術という苦しい目にあっている間に、飼い主が、

楽しく旅行をしていることがわかったのでしょうか。手術後、様子がおかしくなってしまいました。

容体は安定しているはずです。体調も万全だったはずなのに、ご飯を食べようともしなくなりました。

いつもは飛びついて食べるドックフードに、まるで、見向きもしないのです。

「私が苦しんでる間に、楽しく旅行をしていたなんてひどい!」

そう思って、犬は、すねていたのでしょう。いくらすすめても頑としてドックフードに口をつけようとしません。

 

その飼い主さんは、困り果てましたが、動物病院の獣医さんの助言に従い、奮発して、

豪華なご飯をあげることにしました。「辛い目に合わせて、ごめんね」

心からそう謝って美味しいご飯をあげた所、犬は機嫌を直しまたご飯を食べてくれるようになったそうです。

 

犬は、とてもすねた時、ご飯をわざと食べないことがあります。

こちらの態度が明らかに悪かった場合には、豪華なご飯をあげるなどして、

犬の気持ちをなだめてあげることが大切です。

一度、豪華なご飯をあげたら、もう普段のご飯を食べなくなるのではないか、と

心配することはありません。気持ちがやわらいだら、きっとまた、普段のご飯も食べてくれるようになるはずです。


知らんふりをしてすねる時も

犬は、すねた時、知らんふりをすることもあります。

例えば、ある飼い主さんの話ですが、どうしても外せない急用があり、二週間ほど

近所の祖父母の家に、愛犬を預けたことがあるそうです。

二週間後、飼い主さんが、急いで、愛犬を祖父母の家に迎えにいった所、

愛犬は喜び迎えてくれるどころか、とても冷たい顔をして、そっぽを向いてしまいました。

普段、お留守番をさせた後は、必ず、しっぽをブンブン振って喜び迎えてくれるのに、

その時は、まるで知らない他人でも見るかのような、冷たい目つきで自分の飼い主さんを眺め、

「あんた、誰?」といったような顔つきで、プイと、背中を向けてしまったんだそうです。

 

きっと、その犬は、二週間も自分の飼い主さんが姿を消していたので、とても寂しかったのでしょう。

それで帰ってきた時、わざと、知らんふりをして、すねてみせたのです。

こんな時、犬を叱ってはいけません。普段通り、落ち着いて接しましょう。

優しく話しかけて、ご褒美のおやつをあげてもいいでしょう。

時間がたてば、愛犬の気持ちもやわらぎ、また元に戻るはずですから、

愛犬の寂しかった気持ちをくんで、辛抱強く接してあげましょう。


不満な時には、いたずらで

眠たいのに、周りの音がうるさくて、なかなか眠れない時。犬はすねていたずらをすることがあります。

観葉植物の葉っぱを食いちぎってみたり、お風呂マットの端っこを噛んでみたり、靴下を

噛んで穴を開けてみたりと、次々に、悪いことをします。

そういうことをすると、怒られるんだっていうことは、よくわかっているんです。

いけないことと知りながら、それでも、わざとやってみせるのです。

「静かにしてよ!」と、飼い主さんに言いたいからです。

 

犬は、すねた時、わざといけないことをしてみせることがあります。

愛犬の要求通りにできることであれば、テレビもボリュームを下げるなどして、

愛犬が過ごしやすいようにしてあげましょう。

それでも、いたずらを止めず、噛んでほしくないものを次々に噛んでしまう場合には、

「ビターアップルスプレー」が使えます。このスプレーを、犬にかんでほしくない場所に、たっぷりふりかけましょう。

「ビターアップルスプレー」には、犬が嫌いな匂いがついているので、犬は

スプレーの匂いのする場所に近づかなくなり、いたずらをしなくなります。

 

すねるだけじゃ終わらないことも

すねるということは、犬は悲しい思いをしていたり、寂しい思いをしていたり、

イライラしていたりする証拠です。悲しい思いや、寂しい思いが強すぎると、すねるということを

通り越して本当に病気になってしまうことがありますから、注意をしましょう。

実際、長すぎるお留守番をして、胃潰瘍になってしまった犬もいますので、

愛犬がなるべくいつも満足して過ごせるように、心配りをしてあげたいですね。

 

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