健康管理

愛犬の妊娠。犬のつわりと出産までの管理と世話

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飼っている愛犬がメスである場合、多くの飼い主さんが、愛犬の子供が欲しい!

または愛犬に出産と育児の経験をさせてあげたい!と思うでしょう。

犬は安産の神様と言われているように、ほとんどの犬が本能によって順調に出産をするものですが

最近は飼い主さんの過度な愛情のかけ方によって、犬としての本能が失われ、

かえって難産となってしまうケースが増えてきています。

今回は、犬を交配させた後に妊娠をしているかどうかを確認する方法と、

出産までの日ごろの管理や世話の仕方について説明します。

 

犬の妊娠の見分け方は?

犬の妊娠を確認する為には5つの方法があります。妊娠初期の段階では、妊娠をしているかどうかの

確認をするのは難しいですが、妊娠から1か月前後くらいの時点で確認をすることができます。

犬も想像妊娠(偽妊娠)をすることがあるので、妊娠兆候だけで確認をせずに、その他の方法も重ねて確認をしましょう。

ではそれぞれの確認方法を見ていきます。

 

母体に見られる妊娠兆候による確認

妊娠した初期にはあまり目立った兆候は見られませんが、後期になってくると食のムラが出てきたり、

乳腺が張ってきたり、また排尿回数が増えたり便秘気味になることもあります。

胎児の成長と共に母犬の体重も増えてくるので、毎日体重を量りましょう。

 

触診による確認

交配後20~25日の期間限定で、唯一飼い主さんが自宅で妊娠の確認ができる方法ですが、

経験と熟練が必要で下手にすると母体と胎児に負担がかかり流産の危険もあるので、

無理をしないようにしてください。

まず、犬を立たせた状態で、左右のわき腹に両方の手のひらを少し押し付けながら、

下腹部までなで下ろしていきます。子宮を指先で触り、ピンポン玉のような少し硬い感触を感じたら、

それで妊娠の有無を確認することができます。胎児の数の確認までは、相当な熟練が無い限り判別は難しいでしょう。

 

レントゲン(X線)検査による確認

レントゲン検査による妊娠の判別は、胎児の骨格がはっきりとわかる時期の、妊娠50日以降に動物病院で行います。

母体と胎児の負担を考えると、なるべく1回で済ませたほうがよいので、出産間際に行うのが理想です。

また出産間際に行うことで、母犬の骨盤の広さや胎児の大きさ、数を正確に把握することができて、

自然分娩が可能か、それとも帝王切開になる可能性があるかの判断もすることができます。

 

エコー(超音波)検査による確認

エコー検査は妊娠から1か月たったころに動物病院で受けてください。

胎児のおおよその数や子宮の状態を確認することができます。ただし胎児の数は、

胎児が重なり合ってエコーに映っている状態の場合があり、前後する可能性があります。

 

聴診

妊娠後期に入ると、聴診器を使用した聴診で、胎児の心音を確認することができます。

 

犬のつわりってあるの?

人間のつわりは、人によってかなりの個人差があるものですが、犬にも個体差があります。

受精卵が着床する時期は妊娠してから18日~24日の期間で、この期間に食欲が減退したり

嘔吐の症状を示したりすることがあります。これが犬のつわりであると考えられていますが、

ほとんどつわりの症状を示さない通常通りの犬もいます。犬のつわりは一時的なもので、

自然と元の状態に回復していくものですが、あまりにも症状がひどい場合は、

動物病院で診てもらうことをお勧めします。

 

出産までの管理と世話の方法は?

犬の妊娠期間は約61日~65日で、出産の時期が大幅に狂うことは少ないです。

ただ、妊娠期間の時期による適切な管理方法が違うので、各時期による世話の仕方を知っておきましょう。

 

妊娠初期

受精卵が子宮にまだ着床していない時期です。過度な運動をさせたり、

トリミングをしたりするのは控えましょう。普段と同じ量で、

栄養バランスのとれた質の良い食事を与えるようにしてください。

 

妊娠中期

受精卵が子宮に着床する時期です。安定期に入るので、適度な運動をさせましょう。

胎児が成長段階に入り、乳腺が少し張ってきて、お腹も出てきます。良質なたんぱく質を含む高カロリーの

食事を与えるようにしましょう。清潔に保つためにも、この時期に一度シャンプーをしておきましょう。

 

妊娠後期

胎児が成長してお腹の張りも顕著になります。段差や激しい運動でお腹を打ったりしないよう、

十分に気をつけましょう。また、子宮が胃を圧迫して一度に食べられる量が減ってきますが、

胎児の成長分は食事を増量する必要があります。普段の3割増しの食事量を、1日に~5回に分けて与えてください。

 

妊娠末期

出産間近の時期です。お産に備えて動物病院でレントゲンを撮ったり、

陰部周りの毛をバリカンで処理したりするなどして、清潔に安全に出産ができるようしっかりと準備を

しておきましょう。食欲がぐっと落ちたり、体温が下がったり巣作りをするような行動が見られたら、出産は間近です。

 

愛犬の出産を助産して絆を深めよう!

愛犬の出産を望むかどうかは飼い主さん次第です。産ませることを選択したならば、

徹底的にサポートをしてあげてください。交配から出産に至るまでの過程で、適切な管理と世話ができて、

無事に子犬が産まれた時は喜びもひとしおで、愛犬との絆はより深まっていることでしょう。

また産まれた子犬の行く先も、交配前に決めておくことも必要です。不幸な犬を増やさないためにも、

あらかじめ飼育できる子犬の数を決めておき、それ以上の数の子犬が産まれた場合は、

里親として引き取ってもらえる、信用のできる引き取り先を選定しておきましょう。

 

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