健康管理

病気になりにくい体づくりを!犬が元気で長生きするために

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大切な愛犬には健康でいてほしいですし、1日でも1分でも長く一緒に過ごしていきたいですよね。

しかし、命あるものいつか終わりが来ます。

 

時には不慮の事故など飼い主でもどうする事も出来ない時もあります。

しかし、病気や生活習慣は飼い主が気を付ける事が出来ます。

少しでも後悔しないように、そして少しでも長く一緒にいられるように、飼い主として出来ることはしてあげましょう。

 

犬の平均寿命は大きさで変わる

近年では飼い主の健康意識が高まり、平均寿命が伸びてきています。

また、平均寿命は犬種や大きさによって変わってきますが、平均的には10~14歳と言われています。

犬の1歳は人間の16歳になるので、14歳まで生きたら人間でいうとかなりの長寿ですよね。

 

さらに統計では、超小型犬、小型犬、中型犬、大型犬の中では小型犬が一番寿命が長いとされています。

中でも、ミニチュアダックスフンドやシーズー、トイプードル、チワワなどは平均寿命が長いとされています。

大型犬は子犬から成犬になるまで時間がかかってしまいますし、

大きければ大きいほど体への負担が大きくなり、比例して平均寿命も短くなってしまいます。

 

平均寿命を見て、飼う犬種を検討するのも一つの手と言えます。

 

「純血種は遺伝疾患がある」「雑種は強い」など様々な情報が出回っていますが、

一番は犬を飼う環境に適しているのか、ちゃんと健康・食事管理は出来ているのか、

そして何よりも愛情を注げてあげられるのかなどが関係してきます。それぞれについて説明していきます。

 

健康管理の重要さを認識しよう

健康管理と言っても様々なものがあります。

・運動

まずは運動をしっかりさせましょう。

体力をつけたり足腰を強くするだけでも格段に違います。

その為にも毎日の散歩などは欠かさず行いましょう。

ノーリード可の公園などでおもちゃで遊ぶのもよいですし、ドッグランなどもオススメです。

運動をすることにより、犬のストレス発散にもなります。

・予防接種

予防接種はペットを飼うにあたって最低限のマナーと言えます。

もちろん愛犬の身を守ることにもなります。

定期的に受けなくてはいけない予防接種などはしっかりと把握しておきましょう。

・定期健診

定期健診と言っても、内科的なものだけでなく歯なども定期的に見てもらいましょう。

歯周病が原因でなる病気もありますので、体調悪い時だけではなく期間を決めて受診するのが良いでしょう。

 

年齢別の食事管理を意識しよう!

犬の健康管理でとても重要なのは、人間同様食事です。

また犬の場合、年齢・犬種・体の大きさによって食事内容や食事量が変わってくるので、

その辺りも注意しながら食事を与えるようにしましょう。

 

・食事内容と食事量

特に分かりやすい年齢別に見てみます。

・子犬期

幼少期は一番成長する時期で、タンパク質、脂質、カルシウム、ミネラル、リンなどが大切な栄養素となってきます。

この時期に食事以外でサプリメントをプラスで与える必要はありません。

しかし消化器官が未発達であり、1度の食事量は少ないので『高栄養のものを数回に分けて』与えるようにしましょう。

また、この時期に脂肪細胞を増やしてしまうと、肥満になりやすい体質になってしまうので気を付けましょう。

・成犬期

子犬期に比べると栄養素やエネルギーなどを必要としないので、その犬種の理想体重を維持できるような食事量を意識して与えるようにしましょう。

運動量が少ない犬にはおやつの回数や量を調整するなどして、肥満にならないように注意しましょう。

また、去勢や避妊を行っている犬には特に、食事内容を見直したり肥満防止用のペットフードを与えるようにしましょう。

・老犬期

人間と同じで、犬も老犬になってくると運動量や代謝が落ちてきます。

この時にあまり食事量が多すぎてしまうと肥満につながり、関節などに痛みが出たり他の病気につながったりします。

逆に犬が食事をあまり食べたがらない可能性もありますので、食事と一緒に必要栄養素のサプリメントや、

関節などに良いコンドロイチンやグルコサミンなども与えると良いでしょう。

また消化機能も落ちてくるので、消化に良いものを与えるようにしましょう。

 

体の大きさや犬種によって様々な食事量や食事内容もありますが、主にどの犬にも共通しているのは

年齢別になってきますので、成長過程に合わせつつ各犬種などの食事方法も組み合わせて与えていきましょう。

 

・食物繊維や無添加など体に良いものを

犬にも食物繊維や葉酸など栄養素が必要になります。

消化が良くなるように柔らかく煮るなど様々な工夫をしましょう。

中には犬が食べてしまうと毒になってしまう野菜もありますので気を付けましょう。

 

さらに最近人間界でも気にされている添加物。

発がん性があると言われており、飼い主としても出来るだけ避けたい所だと思います。

犬のご飯も手作りの場合はあまり気になりませんが、添加物が主に入っているのはドックフードになります。

しかし、添加物が入っていることにより

・腐敗などの酸化防止

・細菌などの繁殖防止

などプラスの効果もあります。

 

もちろん今『無添加』が注目されているので、ドックフードの中にも無添加のものも多くなってきました。

特に気になる場合は原材料名の部分を確認するようにしましょう。

「牛肉」「鶏肉」「乾燥マグロ」など原材料がはっきりと分かるものであれば安心ですが、

「〇〇肉」など原材料が分からないものは避けるようにしましょう。

 

持病や飼い主の愛情も長生きの秘訣

犬種や年齢によってかかりやすい病気なども変わってきます。

もちろん予防接種で防げるものもありますが、老化や遺伝的なもの、

体の大きさの違いなどからそれぞれの病気にかかってしまったりします。

 

例えば、ミニチュア・ダックスフンドやゴールデンレトリーバーなどのような耳が垂れている犬や、

皮膚が弱い犬種などは外耳炎になりやすいなど、その犬の体の特徴によってなりやすい病気などもあります。

もちろん必ず病気になるとは限りませんが、なってしまう可能性を考えてかかりやすい病気を把握しておくようにしましょう。

 

また、愛犬にとって1番の長生きの秘訣は飼い主の愛情です。

飼い主の気分のむらで接するのではなく、常に程よい愛情を注ぐようにしましょう。

病は気からということわざがあるように、飼い主の愛情を多く感じていることも大切です。

愛犬のことをよく知ることが愛犬を元気にする

どの犬にも共通する運動や食事管理などもありますが、犬種や年齢別の病気も多くあることが分かりました。

現在、日本で1番長生きした犬は、栃木県の犬で26歳8ヶ月という長寿犬でした。

 

愛犬も1日でも長く健康に生きていけるように、飼い主が愛犬についてもっと知っていきましょう。

そして愛情を持って接してあげましょう。

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