健康管理

人間が食べられるなら大丈夫?犬に絶対に食べさせてはいけない食べ物とは

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私たち、人間が食べている物を犬が食べても問題ないのでしょうか。

愛犬におねだりされるとついついあげてしまいませんか?

少量だから大丈夫、などという軽い気持ちであげてしまうと、

中には、中毒症状が起きる危険や病気に繋がる食材もあります。

 

知らなかったでは済まされない事態に陥ってしまう場合もあるので注意が必要です。

今回は、犬に食べさせてはいけない食べ物を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

 

危険!絶対犬に食べさせてはいけない食べ物とは

私たちが食べている物でも、中には犬が食べてしまうと中毒症状や病気、

最悪の場合、命に関わる事態に陥る可能性のある食べ物があるので、飼い主さんは十分注意してください。

 

ネギ類(玉ねぎ・長ネギ・ニラ・にんにくなど)

犬に食べさせてはいけない食べ物としてよく知られているのが、玉ねぎなどのネギ類です。

ネギ類には「アリルプロピルジスルファイド」という成分が含まれています。

このアリルプロピルジスルファイドは、犬の赤血球を破壊して貧血となり

中毒症状を引き起こします。最悪の場合、命の危険にも関わる非常に危険の高い食材です。

 

生はもちろんですが、加熱処理をしても成分が分解されないのでハンバーグや餃子などにも注意が必要です。

また、エキスにも成分は含まれているので、玉ねぎと一緒に調理した物を与えてもいけません。

様々な料理に活用できる食材ですので何に入っているかわかりません。

誤って食べさせてしまわないように十分気を付けましょう。

◆症状が出る摂取量

タマネギ:体重1kg当たり15g

◆症状

貧血、黄疸、血色尿素、食欲不振、下痢、嘔吐、元気がない、呼吸速拍、死亡

 

カカオ類(チョコレート)

犬の中枢神経を刺激することで、不整脈や心拍上昇などの症状や発作を引き起こすと言われています。

特にカカオを多く含むビターチョコレートなどは危険ですので注意しましょう。

また、コーヒー、紅茶などに多く含まれているカフェインもテオブロミンと同様、

犬には良くない成分とされていますので与えないようにしましょう。

◆症状が出る摂取量

テオブロミンの量はチョコレートによって違います。

あくまで参考としてください。

ビターチョコレート:体重1㎏当たり5g

ミルクショコレート:体重1kg当たり10g

ホワイトチョコレート:体重1kg当たり500g

◆症状

不整脈、興奮状態、痙攣、嘔吐、下痢、尿失禁(おもらし)、脱水、筋肉の衰え、体温上昇、呼吸困難、死亡

 

ぶどう・レーズン

原因物質はまだ解明されていませんが、犬にとっては悪影響を及ぼす食べ物とされています。

特にぶどうの皮は絶対に与えないでください。

重症な場合、腎不全を引き起こし中毒死する可能性があるので気を付けましょう。

◆症状が出る摂取量

ぶどう:体重1kg当り19.6g

レーズン:体重1kg当たり2.8g

◆症状

嘔吐、下痢、食欲不振、腹痛、急性腎不全、死亡(多量の場合)

 

キシリトール

ガムや歯磨き粉に含まれているキシリトールですが、

犬に与えてしまうとインシュリンの分泌を促進させ、低血糖や肝臓障害を引き起こします。

間違っても、人間の歯磨き粉を犬に使用しないように気を付けましょう。

◆症状が出る摂取量

キシリトール:体重1kg当たり0.1gで低血糖症を引き起こす

◆症状

低血糖、嘔吐、歩行困難、内出血、肺不全、痙攣、よだれを流す

 

アルコール

私たち人間の場合、アルコールは肝臓でアルコール脱水酵素によって分解されます。

しかし、犬はアルコールを分解する為に必要な酵素を元々持っていないので、

一度アルコールを摂取してしまうと、無害化されることがなく、

長い時間体内を循環して体に悪影響を及ぼすと言われています。

◆症状

嘔吐、下痢、尿失禁、昏睡状態、心肺機能の低下、

 

アボカド

アボカドの皮や果肉には「ペルシン」という毒素が含まれています。

多量摂取した場合、死亡する恐れもあるので注意しましょう。

しかし、アメリカのドッグフードにはアボカドの成分が含まれている商品もあります。

理由としては、アボカドには豊富な種類があり、種類によってペルシンの含まれている量が異なります。

日本で販売されているアボカドの多くは「グアテマラ系」のアボカドであり、ペルシンの量が

最も多く含まれている為、誤って与えないように注意しましょう。

◆症状

嘔吐、下痢、呼吸困難、うっ血、痙攣など

 

マカダミアナッツ

原因となる物質はまだはっきりと分かっていません。また、中毒症状を引き起こすメカニズムも解明されていません。

食べてから12時間以内に症状が出ると言われています。

◆症状が出る摂取量

マカダミアナッツ:体重1kg当たり2.2g

◆症状

嘔吐、痙攣、腹痛、脱力感、高熱など

 

豆腐やきなこなどの加工されている大豆類

基本的にナッツ類は与えないほうがいいと言われていますが、

豆腐や納豆などの大豆からできている物は少量なら食べても問題ありません。

大豆には、タンパク質が豊富に含まれているため、健康にも良いとされていますが、与えすぎないようにしましょう。

また、中には大豆アレルギーを持っている犬もいますので、初めて与える際は注意してください。

 

犬に食べさせてはいけない野菜とは

犬に食べさせてはいけない野菜とは何があるのでしょうか。

 

銀杏

銀杏には「チルビリドキシ」という成分が含まれており、中毒症状を引き起こすと言われています。

お散歩などで落ちている銀杏を誤って食べてしまわないように十分気を付けましょう。

◆症状

嘔吐、痙攣、目まい、呼吸困難

 

たけのこ

たけのこは食物繊維を多く含みます。

食物繊維は腸の働きを良くしてくれるので、便秘解消にも役立つ食材と言われていますが、

犬が食べ過ぎると消化不良を引き起こし、繊維質による窒息の危険もあります。

また、アクの強い食品ですから、食べると下痢をしてしまうので与えないほうがいいでしょう。

◆症状

下痢、嘔吐、窒息など

 

キノコ類

キノコには食物繊維が豊富なため便秘解消に効果的ですので、

基本的に犬が食べても問題はないですが、食べ過ぎには注意してください。

食べ過ぎると、消化不良になり、嘔吐や下痢をする場合もあります。

また、稀にアレルギー症状が出る犬もいますので、与えない方が安心ですね。

◆症状

嘔吐、下痢、唾液過剰、ふらつき、黄疸、腹痛、発作など

 

犬に食べさせてはいけない魚介類とは

では、犬に食べさせてはいけない魚介類は何があるのでしょうか。

 

タコ・イカ

タコ・イカは消化が悪く、犬が食べると消化不良を引き起こします。

また、「チアミナーゼ」という成分がビタミンB1を破壊してしまうので

食べさせないように注意しましょう。

 

エビ・カニ・貝類

タコやイカと同じく「チアミナーゼ」を含んでいるのでビタミンB1を破壊します。

また、消化にも良くないため消化不良を引き起こします。

貝類の中でも特に注意した方が良いのがアワビです。皮膚病を発症する可能性があるからです。

 

のり

のりには塩分やミネラルが多く含まれているので、心臓・腎臓などに負担がかかります。

また、ミネラルを過剰に摂取することで、尿路結石などを引き起こす可能性もあるので

注意しましょう。

 

青魚(サバ・イワシ・アジなど)

サバやイワシ、アジなどの青魚は犬が食べてしまうとアレルギーを引き起こす場合があります。

加熱処理をしてあっても与えないようにしましょう。また、魚の骨にも注意が必要です。

食べる時に骨をよく噛まずに丸のみしてしまい、喉に刺さってしまうことがあります。

 

犬に食べさせてはいけない肉類とは

生の豚肉

生の豚肉は、「トキソプラズマ」という寄生虫がいるため、寄生虫が体内へ入ると、

下痢や嘔吐、重篤の場合は肺炎を引き起こします。

加熱した豚肉は食べても問題ないですが、与えすぎには気を付けましょう。

高カロリーなため、肥満の原因にもなります。豚肉以外でも生肉は与えないようにしましょう。

 

加工した肉

ソーセージやハム、ベーコンなどには多くの塩分や調味料が使われています。

犬は塩分を過剰摂取すると、舌が塩分過多となり、汗を調節する機能が働かず、

体温をコントロールできず免疫力が落ちてしまいます。

また、加工肉は脂質が非常に高いため与えぎると肥満の原因になります。

犬の健康を考えて、与えないように気を付けましょう。

犬にお肉を与える際は、必ず加熱処理してからにしてください。

また、骨の付いたお肉は、骨を飲み込もうとして喉に詰まる危険があるので、絶対に与えないでください。

 

今回の記事では、犬に食べさせてはいけない食べ物を紹介しました。

人間にはおいしいもの、体に良いものでも、犬にとっては危険な食べ物となる場合があります。

愛犬の健康と命を守るのは飼い主の私たちです。

欲しがっているからと、簡単に与えてしまわないように十分気を付けましょう!

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