顔の異常

犬にもできる「ものもらい」人にもうつるの?その症状や治療法は?

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犬にも「ものもらい」があるのをご存知ですか。人がかかる目の病気というイメージですが、

実は、犬にも発症することが意外に多いようです。ではこのものもらい、どのような症状なのでしょうか。

犬のものもらいの原因とその症状について、

犬に起こりやすい目の病気なども交えてご紹介していきます。

 

犬のものもらいマイボーム腺炎とその原因について

ものもらいは、犬の目の病気で「マイボーム腺炎」といいます。

マイボーム腺はまぶたの縁にあり、

油分を含む涙液を分泌することで、涙液の蒸発を防ぐ働きをしています。

また、まぶたの開閉をスムーズにする働きもあります。

 

マイボーム腺炎には、このマイボーム腺が詰まることで起きる炎症(霰粒腫)と、

細菌による感染で起きる炎症(麦粒腫)の2つがあります。

いわゆる「ものもらい」は細菌感染によって起こるものなので、

麦粒腫のことをさします。また、麦粒腫の原因は、主に黄色ブドウ球菌の感染によって起こり、

霰粒腫の原因は、涙液に含まれる分泌物がマイボーム腺に詰まることによって起こります。

 

マイボーム腺炎は、ポツリと1つできることが多いのですが、

マイボーム腺に沿って複数で炎症が起こる場合もあります。

免疫力が低下している時にもかかりやすくなるようですが、

このマイボーム腺炎が他の犬や、人にうつることはありません。

また、アレルギー体質の犬や、免疫力の低い子犬は、この炎症を起こしやすい傾向があります。

 

他にもマイボーム腺腫という原因が不明とされる腫瘍もあります。

犬で最も発生率の高いまぶたの腫瘍です。

良性の腫瘍ですが、放置しておくと徐々に大きくなります。

8割~9割が良性なので、すぐに手術などはせずに

経過観察をする獣医さんが多いようです。残念ながらこのマイボーム腺腫に予防法はありません。

 

しかし、マイボーム腺炎、マイボーム腺腫は目の病気なので、

飼い主さんは見つけやすく、比較的早期に発見できるものです。

早期発見、早期治療で愛犬の負担が少なくなるようにしたいものです。

 

マイボーム腺炎になった時の症状は?

この症状は人も犬も同じような症状がでます。マイボーム腺炎の症状は、

まぶたの周辺に小さなイボのようなものができます。

まぶた全体が赤く腫れたり、涙の量が増え目やにも多くなります。

 

また、痛みを伴うことが多いのも特徴です。目の辺りの違和感から、

犬がじゅうたんなどに顔をこすりつけることで、炎症を悪化させてしまったり、

角膜を傷つけてしまう可能性があるので、飼い主さんは十分な注意が必要です。

また、傷などを舐めないために首に巻くカラーをお持ちの場合は、目を掻くことを防げますので、

装着した方が患部を安静に保てるので安心です。

 

マイボーム腺炎の治療法と気を付けたいことは

マイボーム腺炎の症状がみられたら、たかがものもらい、

と油断せずに早めに動物病院で治療をしてもらって下さい。

 

細菌感染が原因の麦粒腫の場合は、抗生物質や目薬、眼軟膏などが処方されます。

悪化する前に早めに治療することで、回復が早くなることが多いです。

 

マイボーム腺の詰まりが原因の霰粒腫の場合は、初期の症状では麦粒腫と同じような治療が行われますが

抗生物質と併せて消炎剤も処方されることが多いようです。

症状がひどい時は、切開して、マイボーム腺に詰まったものを取り除く手術になることもあります。

 

犬にものもらいの症状が現れたら、なるべく早く動物病院で診てもらうことで、

重症になるのを防ぐことができます。

 

犬が嫌がる目薬の上手なさし方は

飲み薬などは、ドッグフードやおやつに混ぜて与えることができますが、

目薬はそうはいきませんね。目薬を嫌がる犬は多く、困っている飼い主さんは多いようです。

なぜ犬は目薬を嫌がるのでしょうか。犬の多くは、目薬をさす時、

飼い主さんに近くでじっと目を見られるのが苦手なようです。

目薬をさすことに慣れてない飼い主さんの緊張が、

犬にも伝わって、犬も緊張状態になってしまうのです。

 

目薬をさす時は、正面からではなく犬の背中側からさしてあげるのがよいでしょう。

片方の手でアゴを支えて、軽く上を向かせ、

目尻の方からさしてあげて下さい。目薬をさし終わったら、

ごほうびのおやつを与えるのを忘れないで下さいね。

 

人に使う目薬を犬に使う方がおられるようですが、これはあまりおすすめできません。

同じような症状のものもらいであったとしても、

人に使う目薬と、犬用の目薬では含まれる成分の分量が違います。

必ず、獣医さんに処方してもらったものを使うようにしましょう。

 

他にもある目の病気!犬に起こりやすい目の病気で多いものは?

・角膜炎

目の小さな傷をそのままにしておくと、

角膜に炎症を起こし、角膜炎になる可能性があります。

目を傷つけることがないように、目の周りの被毛は短めにトリミングしてもらい、

目の中に入らない長さにしておきましょう。目薬が処方されることが多いです。

 

・結膜炎

眼球の白目の部分に炎症が起こります。感染症が原因のこともあるため、

早めに動物病院で診てもらうようにしましょう。

また、シャンプーなどが目に入ったことで、結膜炎になってしまうこともあります。

その他に、白内障・緑内障・ブドウ膜炎進行性網膜萎縮などがあります。

涙が多い、目やにが増えるなど、普段と様子が違う時は、獣医さんに早めに診てもらいましょう。

 

他の病気と同様に、目の病気に関しても、免疫力を上げることで予防できるものもあります。

日頃から、栄養バランスのよい食事や、適度な運動で、愛犬の免疫力を強くしておきましょう。

犬のものもらいについてご紹介させていただきました。参考にして下さい。

 

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