ドッグスポーツ

犬が大活躍!さまざまなドッグスポーツを紹介

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犬には、運動が必要です。

飼い主が、愛犬に運動させてあげることは、犬を飼う上で義務といっても過言ではありません。

なぜ、犬には運動させることが必要なのでしょうか。

また、どのような運動が適しているかなどについてみていきたいと思います。

 

なぜ犬に運動が必要なのか?

犬には古来狩りをする本能があります。

それは、犬が自分の獲物を得るために狩猟をする肉食動物だからです。

狩りには、当然ながら運動が伴います。

犬には生まれつき、狩り、つまり運動への欲が備わっているのです。

これは、犬が生まれながらに体の中に埋め込まれている「生きていくための欲」です。

 

運動させてもらえない犬は、欲求不満から、吠えたり、家の中のものを壊したり、

噛みついたり、様々な行動を起こしてしまう可能性があります。

家庭でペットとして犬を飼うには、飼い主がこの欲求を満たしてあげる必要があります。

 

また、

・レトリバー犬種の場合 「咥えたい(ほえたい)」

・嗅覚ハウンド犬種の場合 「何かニオイのするものを追いたい」

・シープドック犬種の場合 「アクティブに動きたい」

など、犬種によって、したい運動の種類が異なります。

その犬種の歴史的背景によって、したい運動の内容が変わってきます。

 

ドッグスポーツとは何か?!

ドッグスポーツとは、犬と飼い主がペアになり一緒に楽しむことの出来るスポーツです。

様々な種類があり、犬種愛好会や個人、友人同士など、誰でも気軽に楽しむことが出来ます。

また、競技会も多数行われており、日ごろの愛犬とのスポーツの成果を試す機会などもあります。

飼い主と愛犬が共に楽しむことが1番の目的ですが、

 

・飼い主と愛犬のコミュニケーション

・飼い主と愛犬の信頼関係

・しつけ

・競技ルールを愛犬に教え込むこと

なども必要で、飼い主と愛犬の絆の深さが試されます。

 

また、犬は、体の運動とともに頭脳の運動も必要とされます。

ドッグスポーツには、理解力や正しい判断力が求められる、

犬の、頭脳の運動力を求められる競技もあります。

いくつか人気のあるドッグスポーツについて紹介したいと思います。

 

犬種ならではのドッグスポーツ

ロードトライアル

ロードトライアルとは、馬車に犬を併走させる競技で、

かつて馬車の伴走をしていたダルメシアンの歴史的な職業を保持するための協議です。

発祥地はアメリカで、現在ではヨーロッパでも行われている競技です。

 

ルア―コーシング

狩猟のテクニックや連携を競う競技で、視覚ハウンド犬種のためのスポーツです。

白いビニールを兎に見立て、2匹がそれを追いかけまわすというもので、

2匹の協調性も重要視されます。

 

テリアレース

獲物に見立てたルアーを一直線に追いかけるレースで、

テリア犬種の猟犬としての本能を競うスポーツです。

複数匹で行うためマズルカバーを装着させます。

 

犬引きレース

・犬ぞりレース

・スキー・ジョアリング

・プルカ・マッシング

・ドライランド・レース

・バイク・ジョアリング

・カニクロス

犬種や、距離、頭数によって様々な種類のレースがあります。

犬ぞりや自転車やカートを引っ張る競技もあります。

 

シープドッグトライアル

シープドッグトライアルは、ハンドラーの笛によって羊を集めたり、

フェンスにいれたり、ゲートから出し入れなどをする牧羊犬のための競技です。

この競技は、世界の国や地域、犬種によって牧羊犬の羊の集め方のスタイルに違いがあり、

色々なスタイルの競技が存在します。

日本では、主にボーダーコリーのスタイルに合わせた競技となっています。

 

近代のドッグスポーツ

近代のドッグスポーツの特徴は、犬種に限らずどんな犬でも参加できる競技が多くあります。

これは、犬が使役犬としてではなく、家庭でペットとして飼われるようになったからです。

 

アジリティ

アジリティは、イギリス発祥の、飼い主と愛犬がペアになって他の競技ペアとタイムを競う、障害物競争のような競技です。

飼い主が愛犬に指示を出しながら併走します。

犬種による制限はありませんが、飼い主の指示を聞き、様々な障害物をクリアしていくために

理解力と判断力が必要になります。

この競技は、飼い主と愛犬が一緒にコースをクリアしていくことで

両者の間に深い絆が生まれ、それが楽しく大きな喜びであるスポーツとして世界的に人気があります。

日本では、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)が開催しています。

 

ドッグダンス

ドッグダンスとは、音楽に合わせて飼い主と愛犬が踊るスポーツです。

飼い主と愛犬のトレーニングによって、チームワークと正確さを競います。

犬が人の脇につき一緒に同じ方向に移動したり、シンクロしたりジャンプしたり、

時には激しい動きをしたりと、ドッグダンスには様々な演技が含まれます。

 

ドッグスポーツは、はじめはルールを覚えたり教えたりと難しく上手くいかないこともたくさんあるかもしれません。

しかし、飼い主と愛犬が一つずつ出来る喜びを共有していくことで、

一体感が生まれる喜びを感じることが出来、信頼関係がより良いものになっていくことは間違いありません。

 

今回紹介した以外にも、他にもたくさんドッグスポーツがあります。

あなたと愛犬に合ったドッグスポーツを探してみてはどうでしょうか。

 

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