防災

避難所での心構えとは?忘れてはいけない周りへの配慮

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もちろん、大地震などの自然災害は実際に起きなければそれに越したことはないでしょう。

ただ、自然と共存する私たちにとっては

どうしても避けて通れないのが「自然災害」です。

 

時に恐ろしい牙をむく脅威に、私たちは十分な備えが必要です。

 

「備え」とは、何か物を周到に用意しておくということだけではありません。

物事に対してよく考え、どう行動するのかを考えておくことも備えの一つです。

 

想像してみましょう。

実際に大地震が起きて、無事に避難所へ着くことができた。

避難所には気が動転しながらも、なんとか避難してきた人たちで溢れています。

そこにあなたが、犬を連れて避難してきたとしたら。

もしも周りに、犬やペットを連れて避難してきた人がいなかったら、どうしますか?

 

皆が犬好きだとは限りません。

犬のアレルギーを持つ人もいれば

単に犬や動物が嫌い、苦手、衛生面が心配、犬がこわい…

犬に対して抱く感情は人によって様々です。

 

いざ避難所へ避難した際に

私たちが心掛けなくてはいけないことには、どんなことがあるでしょうか。

 

大変なのは自分だけではない

避難所での生活を余儀なくされることとなったら

そこにいる人たち全員が「被災者」です。

 

皆がつらい思いをし、大変な疲労状態にあるでしょう。

 

それなのに、”自分は犬もいるんだから、人より配慮してほしい”と

周囲に訴えたり、不満をもらすことは絶対にNGです。

 

ある避難所で実際にあった話ですが

一人の飼い主が小型犬を放し飼い状態にしてしまったせいで

同じ避難所で生活をする被災者からクレームが入り、

その避難所ではペット同伴の避難がNGとなってしまったケースがあります。

 

誰か一人の無責任な行動により、ほかの多くの人にまで迷惑をかけてしまいます。

皆が大変な時だからこそ、助け合いの精神をもって困難を乗り越えなければなりません。

 

犬が一緒であろうが、そうでなかろうが、

人に迷惑がかかる行動はしないということを、肝に銘じましょう。

 

動物嫌いは意外と多いということを理解する

現在の日本では、ペット人口はわずかに3割。意外に少ないという印象を持ちませんか?

ペットを飼っていない人が7割。

飼いたくても飼えない人を除けば、動物に興味がない、もしくは苦手、嫌いという人が

半数以上いることになります。

 

誰もが不安で、極限状態の避難生活です。

そこにもしも動物がいたら、苦手な人にとってはさらなる苦痛です。

犬の鳴き声や匂いなどでストレスが溜まり、トラブルになることも少なくありません。

避難所では、いつも以上に飼い主としての責任や、配慮が求められます。

 

避難所は、避難してきた人たちで自主的に運営されます。

ペットと一緒に避難してきた人がほかにもいたら

飼い主同士でしっかりと話し合い、動物が苦手な人たちへの配慮や

迷惑がかからない方法を考える必要があります。

 

ペットたちのスペースをどう確保するのか、時間を決めて順番で世話をするのはどうか、などを

話し合い、協力しながら避難所生活を送りましょう。

 

非常時にこそ愛情たっぷりに

いつもと勝手が違う避難所では、普段通りに犬を遊ばせることは

なかなか難しいでしょう。

 

でも、そんな時だからこそ、愛犬へのケアはしっかり行いたいところ。

 

避難所で懸念されることの一つが、犬と接する時間が減ってしまうことです。

特に老犬だと、あまり動きたくないだろうと、遊びも散歩もせずに放置すると

体調の変化に気づくのが遅れてしまいます。

ある程度高齢の犬こそ、普段以上に声をかけたり体を触ってあげることが必要です。

 

例えば、飼い主が長時間避難所から離れる日がある場合は

飼い主同士で協力し、様子を見てもらったり、散歩を頼んだりしてみては

いかがでしょうか。

 

散歩させると時は、ほかの避難者への配慮を忘れずに

迷惑にならないように、動線にも配慮することを忘れないようにしましょう。

 

事前の予備知識も大切に

実際に避難してみないと、なかなか避難所での生活は

想像がつきにくいと思います。

だからこそ、予備知識として知っておいてもらいたいことを紹介します。

 

避難所に行った際は、必ず最初に受付を済ませてください。

名前、住所、連絡先、家族構成などを記入することが多いです。

 

登録数をもとに食料の救援物資が届けられるので、きちんと記入しましょう。

 

ペットについての取り決めが何もなければ

飼い主同士が運営側に掛け合い、了承が得られれば

ペットと一緒にいられることもあります。

 

仮にペットNGだった場合、そのほかの場所でのすみわけも考えましょう。

 

例えば、飼い主同士が避難所近くのおうちの方に、犬の生活スペースを確保してもらい

手分けをして世話をしに行くのも一つの手段です。

 

もしも、あなたの家が住み続けられるような状態にあれば

無理に避難所へ行く必要はありません。

避難所だけが避難生活の場ではないので、あなたや犬にとって

最適、最善の避難生活を選択してください!

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