愛玩犬

~愛玩犬~チワワ

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犬には様々な種類があります。

ジャパンケネルクラブでは現在、純血種を10のグループに分けて登録しています。

そのうちの1つが「愛玩犬」です。

今回は愛玩犬の中の「チワワ」について紹介します。

 

                

          チワワ

               

英語表記 Chihuahua
原産国 メキシコ
サイズ 超小型犬
グループ 9G
体高 12cm~20cm
体重 1.5kg~3kg

        

チワワの歴史

チワワの歴史はとても古く、9世紀の頃にメキシコに存在したと言われている

「テチチ」という小さな犬が祖先と考えられています。

テチチは9世紀頃に現れたとされていますが、テチチに似ているものは

紀元前15世紀ころにマヤ文明で栄えたユカタン半島のチチェン・イツァ遺跡でも

発見されたとされています。

 

犬種として発展を遂げたのはアメリカにおいてです。

アメリカとの国境に接する州がメキシコにあるチワワ州。

チワワ州に近接するアメリカのアリゾナ州などで

メキシコの小さな犬として最初に人気が出ました。

その後、アメリカ人によって「チワワ」と名付けられ、

1990年代にミニチュア・ピンシャーの血などを導入し繁殖を広げ、

現在の可愛らしい姿となりました。

 

チワワの人気もアメリカが最初と言われており、

既に1960年代にベスト20以内にランクインし、2000年代では、世界中で小型犬ブームが起こり、

今や日本をはじめ多くの欧州国でもチワワは人気のある小型愛玩犬の一種となりました。

 

チワワの特徴

チワワは、アップルヘッドとも言われる真ん丸な頭は体に割に脳が大きく発達しているので

賢い犬種とも言われています。

そんな愛らしく賢いチワワの特徴を紹介します。

 

毛質や毛色の種類

 

【毛質の種類】

チワワは毛質によって、大きく2種類に分けられます。

 

・スムース・コート・チワワ

なめらかで光沢がある短い毛が特徴です。

被毛が短い為ため、大きくクリクリした目や特徴のアップルヘッドが更に強調されるので

可愛らしい外見をしています。

毛は短いですが、抜け毛が多く、チクチクした短い毛のため、掃除などが大変なこともあります。

 

・ロング・コート・チワワ

やわらかく少しウェーブがかかった長い毛が特徴です。

毛は長いですが、抜け毛は少なく、スムースコートに比べ掃除が簡単です。

また、日本ではロングコートチワワの方が人気があります。

チワワは、成犬になる時に毛色が変わることがあることから七変化の犬としても知られています。

 

【毛色の種類】

チワワの毛色は多種多様であり、大きく分けて、

・単色

・2色(パーティカラー)

・3色(トライカラー)

・タン(柄や目の上に斑がある)

以上の4種類があります。

 

・大きさや重さ

チワワの特徴として、オスとメスでほとんど身体の大きさが変わりません。

平均サイズは15~23cm、平均体重は1~3kgと小柄で世界で一番小さい犬として有名です。

 

チワワの性格・気質

目がクリクリで可愛らしいイメージのチワワですが、

実はとてもしっかりしていて、飼い主に対しても忠実で深い愛情を示します。

また、活発で好奇心も旺盛なところがあり、しつけやトレーニングの飲み込みも早いのが特徴です。

 

動きも俊敏で、本気を出すともの凄いスピードで走りまわります。

体が小さいのによく動くので、1日の運動量は室内のみでも充分とも言われています。

また、自己主張が強くワガママな面もあるので、あまり甘やかし過ぎないように気をつけましょう。

その愛らしい見た目からついつい甘やかしがちになる方も多いと思いますが、

幼い頃から甘やかされて育つと、自分に愛情が注がれていないと感じ、

攻撃的な性格になってしまうので、甘やかすのはほどほどのしたほうが良さそうですね!

 

・チワワは性格の差が激しい?

チワワは個体差によって性格に差があるようで、明るく陽気な性格や臆病な性格、

大胆な性格と他の犬種と比べるとその差が激しいようです。

また、チワワは感情の浮き沈みが激しい性格なこともあり、

大胆な行動みせたかと思えば臆病な一面があったりすることも。

強気で甘えん坊なのに気が小さいなど様々な顔を持っているのもチワワが持つ魅力のひとつです。

 

・チワワは番犬に向いている?

チワワはとても勇敢な犬です。

また、強気な性格の反面、とても用心深く飼い主に忠実なところもあります。

もしもの時は、飼い主のあなたを必死に守ろうとしてくれます。

 

チワワは用心深い性格の子が多く、

飼い主さん以外の人に対してはなかなか懐かないこともあります。

その用心深さから、電話やチャイムの音や自宅への訪問者に対して驚きやすく

無駄吠えすることもあります。

 

注意したい病気

体が小さく活発なチワワですが、かかりやすい病気とは何があるのでしょうか。

チワワは以下の病気にかかりやすいので注意してください。

 

水頭症

チワワはアップルヘッドと言われる真ん丸な頭をしているので水頭症にかかりやすい犬種です。

遺伝や脳挫傷などの後天性のものもありますが、多くの場合は先天性の奇形が原因とされています。

症状としては、知覚障害や運動障害、麻痺や斜視などがみられます。

主な治療は内科治療と外科治療の2つになります。

内科治療は、薬を服用して脳圧を下げる対症療法があります。

外科治療は、脳と腹腔を結ぶためのバイパス手術が行われます。

 

水頭症は病気の中でも完治するのが難しい病気と言われています。

 

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

膝蓋骨脱臼とは、後ろ足の膝のおさらが本来ある位置からズレてしまったり、

外れてしまう病気のことです。

先天性のものと、交通事故や高い所からのジャンプ、打撲などの外からの衝撃が原因の

後天性のものがあります。

 

歩き方がいつもと違ったり、膝が腫れていたり、三本足で歩いたりと散歩好きの犬が

突然散歩を嫌がることもみられるので、

そういった場合は早急に病院に連れて行きましょう。

 

尿路結石症

膀胱や腎臓、尿道などに石が溜まってしまう病気です。

チワワやミニチュアダックスなどの小型犬がかかりやすく、

なかでもチワワは「シュウ酸カルシウム結石症」になりやすいと言われています。

食事のバランスや水分不足、加齢によるものが原因として考えられます。

 

普段よりも排尿の回数が増えたり、力んで尿を出したり、血尿が出るなどの症状がみられた場合は

尿路結石の可能性が高いので病院に連れて行きましょう。

 

低血糖症

特に子犬の頃にかかりやすい病気で、血液中の糖分濃度が低くなると発症します。

低血糖症は、チワワが突然死する原因のひとつにあげられます。

症状として、痙攣を起こしたり、ぐったりすることがあります。

 

長い時間ご飯を食べなかったり、元々食が細く量をたくさん食べられないなどが原因となり、

平均よりも体が小さい子犬のチワワは要注意です!

今回は、チワワの歴史から特徴、性格やかかりやすい病気までを紹介しました。

 

チワワは世界で一番小さく、愛らしい超小型犬です。

体は小さいですが、活発で気が強い一面もあります。

これからチワワを飼おうとしているはぜひ参考にしてみてください。

 

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